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  1. 板橋区議会 2014-12-15
    平成26年第4回定例会−12月15日-03号


    取得元: 板橋区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-26
    平成26年第4回定例会−12月15日-03号平成26年第4回定例会  平成26年第4回東京都板橋区議会定例会本会議第3日議事日程                          平成26年12月15日(月曜日) 〔企画総務委員会報告〕  日程第 1 議案第 72号 東京都板橋区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例及び東京都板橋区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例  〃 第 2 陳情第 77号 大山小学校を地域の災害時避難場所としてこれからも確保することを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第 3 〃 第108号 低価格競争の是正で公共工事の品質を確保し、建設労働者の賃金引き上げを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第 4 〃 第109号 消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第 5 総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件 〔区民環境委員会報告〕  日程第 6 議案第 80号 東京都板橋区立郷土芸能伝承館の指定管理者の指定について  〃 第 7 〃 第 81号 東京都板橋区立体育施設の指定管理者の指定について  〃 第 8 〃 第 82号 東京都板橋区立リサイクルプラザの指定管理者の指定について  〃 第 9 〃 第 84号 東京都板橋区立熱帯環境植物館の指定管理者の指定について  〃 第10 陳情第100号 板橋区ホタル生態環境館の技術の継承と館の存続を求める陳情                                   (継続審査分)
                    第1項 館存続の件  〃 第11 〃 第110号 板橋区ホタル生態環境館の再調査を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第12 〃 第111号 脱原発を求める意見書の提出を求める陳情(継続審査分)  〃 第13 〃 第124号 長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第14 〃 第132号 「川内原発をはじめとする原発再稼働に反対し廃炉とし、原発ゼロ政策への転換に向けた意見書の提出」に関する陳情  〃 第15 地域自治の振興、産業の振興及び環境保全等の区政に関する調査の件 〔健康福祉委員会報告〕  日程第16 議案第 73号 東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例  〃 第17 〃 第 78号 普通財産の無償譲渡について  〃 第18 〃 第 79号 普通財産の無償譲渡について  〃 第19 〃 第 83号 東京都板橋区立ふれあい館の指定管理者の指定について  〃 第20 陳情第 63号 高齢者雇用促進対策に関する陳情    (継続審査分)  〃 第21 〃 第 65号 障がい者の高等部卒業後における地域生活と就労に関する陳情                                   (継続審査分)                 第1項 福祉園充実の件                 第2項 工賃増額の件                 第7項 グループホーム増設の件  〃 第22 〃 第 66号 板橋キャンパス再編整備基本計画の高齢者の福祉施設等ゾーンの中に障がい者福祉センター、障がい者支援施設の設置を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第23 〃 第 96号 「飼い主のいない猫」対策に関する根本的見直しの陳情                                   (継続審査分)  〃 第24 〃 第114号 第6期介護保険事業計画に関する陳情  (継続審査分)  〃 第25 〃 第125号 要支援1・2の人たちの意向が尊重され、専門職による専門的サービスが適切に保障されるよう求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第26 〃 第133号 高すぎる国保料を引き下げることを求める陳情  〃 第27 高齢福祉、保健衛生及び社会福祉等の区政に関する調査の件 〔都市建設委員会報告〕  日程第28 議案第 75号 自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例  〃 第29 請願第  8号 JR板橋駅エレベーター等早期設置に関する請願                                   (継続審査分)  〃 第30 陳情第 34号 常盤台の景観と環境に関する陳情    (継続審査分)                 第2項 絶対高さ条例制定の件                 第3項 まちづくり運動援助の件  〃 第31 〃 第 35号 犬の住民票(愛称 わんちゃんパスポート)を携行しての公園利用を実現するための陳情                                   (継続審査分)  〃 第32 〃 第116号 区立高齢者住宅「けやき苑」増設に関する陳情                                   (継続審査分)  〃 第33 〃 第117号 サービス付き高齢者専用賃貸住宅へ低所得者が入居できるよう施策を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第34 都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件 〔文教児童委員会報告〕  日程第35 議案第 74号 東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例  〃 第36 〃 第 76号 東京都板橋区教育支援センター条例  〃 第37 〃 第 77号 東京都板橋区あいキッズ条例の一部を改正する条例  〃 第38 〃 第 85号 東京都板橋区立榛名林間学園の指定管理者の指定について  〃 第39 陳情第104号 新あいキッズに関する陳情       (継続審査分)                 第2項 補食内容再検討の件  〃 第40 〃 第119号 認証保育所等保育料負担軽減助成制度の改善に関する陳情                                   (継続審査分)  〃 第41 〃 第127号 「子ども・子育て支援新制度」実施後も、板橋区の保育水準を維持し、認可保育園の増設による待機児の解消を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第42 〃 第128号 新あいキッズの制度内容の変更を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第43 〃 第134号 子ども子育て支援新制度実施に向けての陳情  〃 第44 児童福祉、学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件 〔特別委員会報告〕  日程第45 公共施設等調査特別委員会  〃 第46 防災・減災対策調査特別委員会  〃 第47 まちづくり調査特別委員会  〃 第48 議会改革調査特別委員会  日程第49 議案第 89号 平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)  日程第50 議案第 90号 東京都板橋区議会基本条例  〃 第51 〃 第 91号 東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例  〃 第52 〃 第 92号 東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する規則  〃 第53 〃 第 93号 東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する条例 〔議会運営委員会報告〕  日程第54 陳情第 18号 板橋区議会議員の定数削減を求める陳情 (継続審査分)  〃 第55 〃 第 93号 陳情書のコピーとインターネット公開を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第56 〃 第105号 板橋区議会定例会開催日時・場所に関する陳情                                   (継続審査分)                 第1項 土日、平日夜間開催の件  〃 第57 〃 第121号 区議会本会議場及び区内施設要所に国旗・区旗の掲揚を求める陳情(本会議場掲揚の件)                                   (継続審査分)  〃 第58 〃 第129号 板橋区議会議員の費用弁償(一律4,000円)の廃止を求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第59 〃 第130号 板橋区議会議員の政務活動費の収支報告書に加え、「会計帳簿」および「領収書その他の証拠書類」を板橋区のホームページで公開することを求める陳情                                   (継続審査分)  〃 第60 〃 第131号 板橋区議会の本会議場および委員会室に関する陳情                                   (継続審査分)  〃 第61 〃 第135号 議員活動報告・区民意見聴取会の開催を求める陳情  〃 第62 本会議等の運営方法の検討について 午前10時00分開議    出席議員     45名         1番  山 田 貴 之議員     2番  田中しゅんすけ議員         3番  田 中やすのり議員     6番  井 上 温 子議員         8番  荒 川 な お議員     9番  いわい 桐 子議員        10番  安 井 一 郎議員    11番  坂 本あずまお議員        12番  いしだ 圭一郎議員    13番  し ば 佳代子議員        16番  竹 内   愛議員    17番  松 崎 いたる議員        18番  元 山 芳 行議員    19番  大 野はるひこ議員        20番  田 中 いさお議員    21番  かいべ とも子議員        22番  中 妻じょうた議員    23番  五十嵐 やす子議員        24番  小 林 おとみ議員    25番  熊 倉 ふみ子議員
           26番  杉 田 ひろし議員    27番  茂 野 善 之議員        28番  なんば 英 一議員    29番  大 田 ひろし議員        31番  長 瀬 達 也議員    32番  かなざき文 子議員        33番  大 田 伸 一議員    34番  石 井   勉議員        35番  川 口 雅 敏議員    36番  小 林 公 彦議員        37番  中 野くにひこ議員    38番  佐 藤としのぶ議員        39番  松 島 道 昌議員    43番  菊 田 順 一議員        44番  桜 井きよのり議員    45番  松 岡しげゆき議員        46番  はぎわら洋 一議員    47番  おなだか  勝議員        48番  高 橋 正 憲議員    51番  佐々木としたか議員        52番  天 野   久議員    53番  稲 永 壽 廣議員        54番  佐 藤 康 夫議員    55番  すえよし不二夫議員        56番  橋 本 祐 幸議員    欠席議員 なし 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   区議会事務局長  鍵 屋   一君    区議会事務局次長 田 中 光 輝君   〃  議事係長  佐 藤 隆 行君    〃  調査係長  長谷川 吉 信君   〃  書記    田 澤   亮君    〃  書記    大和久 智 弘君   〃  書記    窪 田 貴 光君    〃  書記    柴   圭 太君   〃  書記    青 木 愛 美君    〃  書記    畠 中   瞬君   〃  書記    忠 見 健太郎君    〃  書記    松 永 直 也君   〃  書記    出 口 はるみ君 地方自治法第121条の規定による説明のための出席者   区長       坂 本   健君    副区長      安 井 賢 光君   教育長      橋 本 正 彦君    教育委員長    別 府 明 雄君   常勤監査委員   菊 地 裕 之君    政策経営部長   渡 邊   茂君   施設管理担当部長 淺 井   浩君    総務部長     太野垣 孝 範君   危機管理室長   白 石   淳君    区民文化部長   藤 田 雅 史君   産業経済部長   藤 田 浩二郎君    健康生きがい部長 細 井 榮 一君   保健所長     辻   佳 織君    福祉部長     中 村 一 芳君   子ども家庭部長  大 迫 俊 一君    資源環境部長   山 崎 智 通君   都市整備部長   老 月 勝 弘君    土木部長     谷 津 浩 史君   会計管理者    湯 本   隆君    教育委員会事務局次長                                 寺 西 幸 雄君   政策企画課長   有 馬   潤君    財政課長     林   栄 喜君   総務課長     菅 野 祐 二君 △開議の宣告 ◎事務局長(鍵屋一君) ただいまの出席議員数は44名でございます。 ○議長(茂野善之議員) これより本日の会議を開きます。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━会議録署名議員の指名 ○議長(茂野善之議員) 本日の会議録署名議員をご指名申し上げます。  杉 田 ひろし議員  佐 藤としのぶ議員  以上、お2人の方にお願いいたします。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △諸報告 ○議長(茂野善之議員) 次に諸般の報告でありますが、事務局長より朗読いたします。      〔事務局長朗読〕                              26板総総第383号の3                                平成26年12月8日    板橋区議会議長     茂 野 善 之 様                              板橋区長 坂 本  健                 議案の送付について  平成26年第4回東京都板橋区議会定例会に追加提出する下記の議案を送付します。                      記 議 案   平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算 第4号  ──────────────────────────────────────                 議 案 提 出 書  条例の制定をする必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                      記  東京都板橋区議会基本条例  平成26年12月8日                     提出者 板橋区議会議員                                 山 田 貴 之                                 坂 本あずまお                                 竹 内   愛                                 元 山 芳 行                                 なんば 英 一                                 長 瀬 達 也                                 大 田 伸 一                                 松 岡しげゆき                                 おなだか  勝                                 稲 永 壽 廣  板橋区議会議長  茂 野 善 之 様  ──────────────────────────────────────                 議 案 提 出 書  東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                      記  東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例  平成26年12月8日                     提出者 板橋区議会議員                                 坂 本あずまお                                 竹 内   愛                                 松 崎 いたる                                 元 山 芳 行                                 杉 田 ひろし                                 なんば 英 一                                 大 田 ひろし                                 佐 藤としのぶ                                 松 岡しげゆき                                 高 橋 正 憲  板橋区議会議長  茂 野 善 之 様  ──────────────────────────────────────                 議 案 提 出 書  東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。
                         記  東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する規則  平成26年12月8日                     提出者 板橋区議会議員                                 坂 本あずまお                                 竹 内   愛                                 松 崎 いたる                                 元 山 芳 行                                 杉 田 ひろし                                 なんば 英 一                                 大 田 ひろし                                 佐 藤としのぶ                                 松 岡しげゆき                                 高 橋 正 憲  板橋区議会議長  茂 野 善 之 様  ──────────────────────────────────────                 議 案 提 出 書  東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する必要があるので、東京都板橋区議会会議規則第12条第1項の規定により、下記の議案を提出する。                      記  東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する条例  平成26年12月8日                     提出者 板橋区議会議員                                 坂 本あずまお                                 竹 内   愛                                 松 崎 いたる                                 元 山 芳 行                                 杉 田 ひろし                                 なんば 英 一                                 大 田 ひろし                                 佐 藤としのぶ                                 松 岡しげゆき                                 高 橋 正 憲  板橋区議会議長  茂 野 善 之 様  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △各委員会報告、質疑、討論及び付託案件の採決 △企画総務委員会報告 ○議長(茂野善之議員) これより日程に入ります。  日程第1から第5までを一括して議題といたします。  企画総務委員長から提出された議案第72号及び陳情3件、並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  企画総務委員長 大野はるひこ議員。 ◎大野はるひこ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 大野はるひこ議員。  〔参 照〕            企 画 総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │        件        名        │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第72号│東京都板橋区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関す│原案可決 │ │      │る条例及び東京都板橋区監査委員の給与等に関する条例の│     │ │      │一部を改正する条例                 │     │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成26年12月2日                          企画総務委員長  大 野はるひこ  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │         件            名         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 77号│大山小学校を地域の災害時避難場所としてこれからも確保することを求│ │       │める陳情                     (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第108号│低価格競争の是正で公共工事の品質を確保し、建設労働者の賃金引き上│ │       │げを求める陳情                  (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第109号│消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める陳情  (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成26年12月2日                          企画総務委員長  大 野はるひこ  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件 総合的な行政計画、財政、契約及び防災等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 政策の総合的な企画、調整及び立案に関することについて         2) 経営改革の推進、組織及び行政評価に関することについて         3) 財政に関することについて         4) 広聴及び広報に関することについて         5) ITの推進及び情報処理に関することについて         6) 情報の公開及び個人情報の保護に関することについて         7) 公文書等の収集、保存及び公開に関することについて         8) 本庁舎の維持管理及び庁舎南館改築に関することについて         9) 男女平等参画の推進に関することについて         10) 営繕に関することについて         11) 職員の進退及び身分に関することについて         12) 財産及び契約に関することについて         13) 区税に関することについて         14) 防災及び危機管理に関することについて         15) 公有財産、物品の管理運営に関することについて         16) 選挙管理に関することについて         17) 監査事務に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成26年12月2日                          企画総務委員長  大 野はるひこ
     議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────      〔大野はるひこ議員登壇〕(拍手する人あり) ◎大野はるひこ 議員  ただいまから、企画総務委員会における審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月11日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、陳情第109号「消費税増税の撤回を求める意見書提出を求める陳情」につきましては、採択、不採択との意見と、なお継続して審査をすべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第108号「低価格競争の是正で公共工事の品質を確保し、建設労働者の賃金引き上げを求める陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第77号「大山小学校を地域の災害時避難場所としてこれからも確保することを求める陳情」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして継続審査と決定いたしました。  なお、あわせて所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、12月2日に開会いたしました委員会につきましてご報告いたします。  議案第72号「東京都板橋区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例及び東京都板橋区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、閉会中の委員会において継続審査と決定した陳情第77号ほか2件につきましては、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに、全会一致をもちまして決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △企画総務委員会報告に対する採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  企画総務委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、企画総務委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第72号、陳情第77号、第108号、第109号及び調査事件の採決 ○議長(茂野善之議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第72号「東京都板橋区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例及び東京都板橋区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例」については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり陳情第77号、第108号及び第109号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第72号については、委員会報告のとおり決定し、陳情第77号ほか2件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △区民環境委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第6から第15までを一括して議題といたします。  区民環境委員長から提出された議案第80号ほか3件、及び陳情5件、並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  区民環境委員長 小林公彦議員。 ◎小林公彦 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 小林公彦議員。  〔参 照〕            区 民 環 境 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │     件     名     │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第124号│長期在留する非正規滞在外国人住民を│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │正規化し、希望の持てる社会を築くた│ものと決定  │たい    │ │       │めの意見書提出を求める陳情    │       │      │ │       │          (継続審査分)│       │      │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成26年11月11日                          区民環境委員長  小 林 公 彦  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────                少 数 意 見 報 告 書  平成26年11月11日の区民環境委員会において留保した少数意見を、会議 規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                      記 1 事 件   陳情第124号 長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情 2 意見の要旨  この陳情は、日本に長期間非正規で滞在する外国人住民を正規化し、地域において共に生活できるように本陳情を採択し、板橋区議会より政府及び国会に意見書の提出を求めるものです。  滞在期間が長期化している非正規滞在外国人住民の多くが、1980年代、日本の高度経済成長期に労働者として出稼ぎにやってきた方です。また、高度経済成長期の日本は、労働力不足であったため、非正規滞在する外国人労働者の存在を黙認しているような状況でした。  このような状況の中、次第に、日本での生活が長期化した非正規滞在外国人労働者たちは、結婚したり子どもが生まれて、日本で生活の基盤を築くようになります。2003年からは、「犯罪の温床となる不法滞在者を、今後5年間で半減させる」治安対策として「不法滞在外国人半減政策」をとり、非正規滞在外国人住民を取り巻く環境は厳しくなっていきますが、これは「非正規滞在外国人がいると、犯罪が増える」というようなイメージ操作と考えます。2004年には、内閣府大臣官房政府広報室が行った『治安に関する世論調査』では、「治安が悪くなった理由」として、「外国人の不法滞在者が増えたから」を理由とする方が、54.4%とトップになりましたが、 実際に、日本全体の凶悪犯検挙人員の割合を見ていくと「不法滞在者」の刑法犯検挙人員は、2003年1520人で、日本全体の刑法犯検挙人員0.40%、「不法滞在者」の凶悪犯検挙人員は、2003年175人で、日本全体の凶悪犯検挙人員の2.1%しか占めていません。2011年では、非正規滞在外国人が検挙された凶悪犯罪は0.1%であり、「非正規滞在外国人が増えると凶悪犯罪がおきる」という現実は存在していないのは明らかなのに、「犯罪の温床となる不法滞在者」として政策を進めた日本のやり方には反対です。  このようなイメージ操作によって世論がつくりあげられていく中で、厳しい取り締まりにあい、減少して来た非正規滞在外国人住民ですが、それと反比例するように、日本は外国から「研修生」や「技能実習生」を受け入れていきます。  一方では既に日本で生活している非正規滞在外国人を追い出し、一方では日本にとって都合の良い必要な人材を受け入れるというのは、いかがなものでしょうか。前者の日本で生活をしている非正規滞在外国人も、日本の高度成長期を支えた労働力であった方もおり、1980年代は、日本において必要な人材であったのです。  2012年7月には、外国人登録が廃止され、正規に滞在される外国人住民については、住民基本台帳に記載されることになりましたが、非正規滞在外国人住民については、住民基本台帳に記載されず、身分証となってきた外国人登録証も持つことが出来なくなってしまいました。これは、日本社会とのつながりや生活の場からの排除であり、非正規滞在外国人住民の存在がさらに見えにくくされてしまいました。  非正規滞在外国人住民には、健康保険も年金も保障されていません。外国人登録証がなくなった今は、身分証もありません。このような状況下で、日本に長期間暮らし続けるのは、簡単なことではありません。それでも、日本で暮らし続けているのは、母国に帰れる状況ではない理由を抱えていたり、日本で生活の基盤が出来ていたり、子どもに関しては、日本で生まれ日本で育っており、母国の言葉も文化も知らない等、理由があってのことです。  海外におけるアムネスティの現状では、例えば、スウェーデンでは、親が不法に入国していても、スウェーデンで生まれた子どもについては、スウェーデンに住み続けられ、親についても4年以上の滞在で正規化されます。アメリカでも10年以上の滞在で犯罪歴がない善良な方については正規化されます。イギリスでは、子どもがいる場合は7年間、いない場合は14年間の滞在で正規化されるようになっています。  非正規滞在外国人住民を長期にわたり、健康保険や年金、身分証がないままにすることは人権侵害であると考えます。諸外国の事例のように、日本で生まれた子どもはもちろんのこと、大人についても長期滞在し、犯罪歴がない善良な方については、正規化することで、地域で安心して暮らし続けられるように、この陳情に賛意を評します。   平成26年11月11日                           区民環境委員  井 上 温 子  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────                少 数 意 見 報 告 書  2014年11月11日の区民環境委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                      記 1 事 件   陳情第124号 長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情 2 意見の要旨  本陳情は、在留資格のないまま日本に暮らす外国人である非正規滞在外国人の正規化を要請する意見書の提出を求めるものである。  こうした外国人は現在、行政機関やマスコミ報道などでは一括して、いわゆる「不法滞在」外国人と称されている。しかし、「不法」「違法」のレッテル貼りのイメージとは異なり、多くの非正規滞在外国人は、日本の社会規範を守り、日本社会に馴染もうと努力している一般住民である。  こんにち多数の外国人が日本に居住、労働しており、地域コミュニティや地域産業において欠かせない存在となっている。にもかかわらず、少なくない外国人が非正規の状態に押し込まれている原因は、入国管理行政をはじめとする政府の滞在外国人に対する制度や施策に不備が多く、十分でないことにある。  制度的不備の代表例は、在留資格が失効したのちに自ら入管当局に出頭しても多くの場合、「仮放免」とされ、長期にわたり、日本国内に居住する実態がありながら、住民登録することも、就労することも認められないという矛盾である。  しかも、これら仮放免状態の外国人は就労が禁止されるだけでなく、生活保護の受給も認められず、国民健康保険、後期高齢者医療保険、介護保険への加入も認められていない。  放免しておきながら、生活するために働くことを「違法」として禁じること自体、基本的人権を踏みにじる制度的欠陥である。そのうえ生活の保障も、医療や介護を受ける権利も奪うことは、人間としての生存権すら否定するものである。  こうした欠陥を放置することは人権問題として国際社会からの非難は免れない。  この制度上、政策上の矛盾を解消することこそ、滞在外国人の人権保障の点でも、国際交流の促進の点でも、最優先すべき課題であり、政府は現行制度を改善し、もって非正規滞在外国人の正規化を促進すべきである。  よって、本陳情を採択し、国に意見書を提出すべきである。   2014年11月11日                           区民環境委員  松 崎 いたる  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────          区 民 環 境 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │        件        名        │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤
    │議案第80号│東京都板橋区立郷土芸能伝承館の指定管理者の指定につい│可  決 │ │      │て                         │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第81号│東京都板橋区立体育施設の指定管理者の指定について  │可  決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第82号│東京都板橋区立リサイクルプラザの指定管理者の指定につ│可  決 │ │      │いて                        │     │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第84号│東京都板橋区立熱帯環境植物館の指定管理者の指定につい│可  決 │ │      │て                         │     │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成26年12月2日                          区民環境委員長  小 林 公 彦  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │          件          名          │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第100号│板橋区ホタル生態環境館の技術の継承と館の存続を求める陳情    │ │       │                         (継続審査分)│ │       │第1項 館存続の件                       │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第110号│板橋区ホタル生態環境館の再調査を求める陳情    (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第111号│脱原発を求める意見書の提出を求める陳情      (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第132号│「川内原発をはじめとする原発再稼働に反対し廃炉とし、原発ゼロ政策│ │       │への転換に向けた意見書の提出」に関する陳情           │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成26年12月2日                          区民環境委員長  小 林 公 彦  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  地域自治の振興、産業の振興及び環境保全等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 地域自治の振興に関することについて         2) 文化の振興に関することについて         3) スポーツの振興に関することについて         4) 国際交流に関することについて         5) 戸籍及び住民基本台帳に関することについて         6) 産業の振興に関することについて         7) 消費生活及び観光の振興に関することについて         8) 環境保全及び公害対策に関することについて         9) 資源化再利用に関することについて         10) 清掃事業に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成26年12月2日                          区民環境委員長  小 林 公 彦  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────      〔小林公彦議員登壇〕(拍手する人あり) ◎小林公彦 議員  ただいまから、区民環境委員会における審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月11日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、陳情第124号「長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情」につきましては、「オーバーステイとなった場合、入国管理制度の狭間を埋める制度が整備されていないことが問題であり、国がきちんと立法化すべきことであるが、板橋区として、現状を打開するため、声を上げるべきである」として採択との意見と、「不法在留であっても、国は人道的な視点から支援が必要な方のための在留特別許可に係るガイドラインを定めており、法治国家である日本においては、法律に従い、正式な手続を踏むべきである」として不採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、「もう少し議論を深めたかったが、現段階で判断するのであれば、賛意を表する」として、採択との意見と、「陳情の趣旨は理解するが、立法上の問題であり、現実的には難しい」として不採択との意見があり、表決の結果、賛成少数をもちまして不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、2委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、陳情第111号「脱原発を求める意見書の提出を求める陳情」につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、板橋区ホタル生態環境館に関して一括して審査いたしました、陳情第100号「板橋区ホタル生態環境館の技術の継承と館の存続を求める陳情」第1項「館存続の件」及び陳情第110号「板橋区ホタル生態環境館の再調査を求める陳情」につきましては、不採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、いずれも賛成多数をもちまして継続審査と決定いたしました。  引き続き、12月2日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、議案第80号「東京都板橋区立郷土芸能伝承館の指定管理者の指定について」、議案第81号「東京都板橋区立体育施設の指定管理者の指定について」、議案第82号「東京都板橋区立リサイクルプラザの指定管理者の指定について」及び議案第84号「東京都板橋区立熱帯環境植物館の指定管理者の指定について」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第132号「『川内原発をはじめとする原発再稼働に反対し廃炉とし、原発ゼロ政策への転換に向けた意見書の提出』に関する陳情」につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、可否同数となり、委員長裁決により、継続審査と決定いたしました。  次に、閉会中の委員会において継続審査と決定した陳情第100号第1項ほか2件につきましては、今定例会中に継続審査と決定した案件とあわせ、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに、全会一致をもちまして決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  最後に、閉会中の11月12日に、調査事件のための委員会を開会いたしましたことを申し添えます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(茂野善之議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △区民環境委員会報告に対する討論、採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  区民環境委員会報告に対する質疑を省略し、陳情第124号については討論の上、その他のものについては、討論を省略し、ただちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、区民環境委員会報告に対する質疑を省略し、陳情第124号については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第124号に対する討論 ○議長(茂野善之議員) これより陳情第124号「長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情」に対する討論を行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、松崎いたる議員。 ◆松崎いたる 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 松崎いたる議員。      〔松崎いたる議員登壇〕(拍手する人あり) ◆松崎いたる 議員  これより日本共産党板橋区議団を代表し、陳情第124号「長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情」を不採択とした委員会決定に反対し、陳情の採択、意見書提出を求めて、討論を行います。  この陳情は、在留資格のないまま日本に暮らす外国人である非正規滞在外国人を正規化し、日本社会が受け入れることを求めています。  陳情者によれば、2014年1月現在で、5万9,061人の非正規滞在外国人が日本国内に生活しているとのことです。現在、行政機関やマスコミ報道などでは、こうした外国人を一括して、いわゆる「不法滞在者」などと称しています。  しかし、「不法」、「違法」のレッテル張りのイメージとは異なり、実際には多くの非正規滞在外国人は、日本の社会規範を守り、日本社会になじもうと努力している一般住民である点では、日本市民と何ら変わるところはありません。  今日、多数の外国人が日本国内に住み、働いています。地域のコミュニティにおける構成員として、また、地域の産業において労働力として欠かせない存在となっている外国人もたくさんいます。にもかかわらず、少なくない外国人が非正規の状態に押し込まれ、「不法」、「違法」のレッテルが張られている原因は、入国管理行政をはじめとする政府の滞在外国人に対する制度や施策に不備が多く、十分でないことにあります。現行制度は滞在外国人の実態に合ったものになっていないのです。  制度的不備の代表例は、「仮放免」が数カ月から数年という長期にわたることです。在留資格が失効した後にみずから入管当局に出頭しても、多くの場合、在留資格の延長が認められることもなく、かといって収容されることもなく、「仮放免」とされます。  「仮放免」は、一見自由になることのように見えますが、自治体に住民登録することも許されず、就労することも認められません。さらに、生活保護の受給も認められず、国民健康保険、後期高齢者医療保険、介護保険への加入も認められていません。一方で、何らかの収入を得れば、納税する義務を負っています。  入管当局が「仮放免」することによって長期間、日本国内に居住する実態をつくり出しておきながら、生活するために働くことを「違法」として禁じること自体、基本的人権を踏みにじるものです。  その上、生活の保証も、医療や介護を受ける権利も奪うことは、人間としての生存権すら否定するものであり、こうした制度的欠陥を放置することは、人権問題として国際社会からの非難は免れません。
     日本滞在の外国人に対する制度上、政策上の矛盾を解消することは、外国人の人権保障の点でも、国際交流の促進の点でも重要な課題です。  さらに、日本においては認められにくいとされる難民認定を、国際標準に即して改善すべきです。母国を離れ、日本に来日した経緯、また、帰国せずに日本に滞在し続ける事情・理由はさまざまで、「母国の経済状況はいいはずだ」とか、「自己責任で解決すべき」などということを、一概に断じることはできません。  また、「違法なことを認めることはできない」、「治安が悪くなる」と一方的に断じる見方もありますが、人間として当たり前に働くことを違法にしているのは現行制度のせいであり、不法状態をつくり出すこと自体、法治国家にあるまじきことです。  不法滞在者として社会の闇に押し込めることより、外国人が堂々と日本社会で生活できるようにすることのほうが、社会の安全を図る上でもはるかに有益です。  政府は、非正規滞在外国人を、一定のルールのもとで正規化を促進する方向で現行制度を改善すべきであり、立法化すべきです。板橋区、板橋区議会としても、板橋を第2のふるさととする同じ住民として、暖かく迎えるべきです。  以上の理由により、この陳情を採択し、国に意見書を提出することを、重ねて議員各位に呼びかけて討論といたします。(拍手する人あり) ○議長(茂野善之議員) 次に、安井一郎議員。 ◆安井一郎 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 安井一郎議員。      〔安井一郎議員登壇〕(拍手する人あり) ◆安井一郎 議員  私は、板橋区議会自由民主党議員団を代表し、陳情第124号「長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情」の委員会決定「不採択」に対し、賛成の立場から討論を行います。  まず、申し上げたいことは、「本邦に入国し、又は本邦から出国する全ての人の出入国の公正な管理を図ること」は、国の基本的な権限であり、「出入国管理及び難民認定法」に基づく適正な法執行が必要との点であります。  本陳情には、非正規滞在外国人住民と記載されておりますが、長期在留することをもって、いわゆる不法滞在者を正規化せよとの趣旨であり、到底、容認できるものではありません。  法務省入国管理局の統計によると、平成26年1月1日現在の本邦における不法残留者数は5万9,061人であり、1年前に比べ、2,948人(約5%)減少したとのことでありますが、かなりの数に上っております。この中から、何を基準に長期在留とするかは不明ですが、自動的に正規の滞在資格を付与することは現実的でないと言わざるを得ません。  不法滞在となった時点での資格別の統計では、「短期滞在」が約70%に当たる4万1,403人であり、認められた短期滞在資格を超えて、国内に残留している状況が見てとれます。  一方、不法滞在となった者にも、在留特別許可申請による在留許可の道が開かれており、それらの手続の案内やガイドラインも、国から開示されているところであります。  そのガイドラインによりますと、「在留特別許可の方向」で検討する例として、「当該外国人が、本邦に長期間滞在していて、退去強制事由に該当する旨を地方入国管理官署にみずから申告し、かつ他の法令違反がないなど、在留の状況に特段の問題がないと認められること」などが記載されています。  一方、「強制退去の方向」で検討する例として、「当該外国人が、本邦で20年以上在住し、定着性が認められるものの、不法就労助長罪、集団密航に係る罪、旅券等の不正受交付等の罪などで刑に処せられるなど、出入国管理行政の根幹にかかわる違反、または反社会性の高い違反をしていること」などが挙げられています。違法行為を犯していない長期在留者は、この在留特別許可により、正規の滞在資格を得るべきものと考えます。  また、在留特別許可を得られていない不法滞在の状態でも、児童の教育や結核予防、母子保健等については、行政サービスを受けることができるなど、一定の配慮がなされております。  このような状況下で、板橋区議会が不法滞在者に一括して滞在資格を付与するよう求める意見書を提出することは困難であり、人権や福祉の問題と不法行為を容認することとは一線を画するべきと考えます。  したがいまして、陳情第124号「長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情」に対しましては、委員会決定「不採択」に改めて賛意を表し、私の討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(茂野善之議員) 次に、井上温子議員。 ◆井上温子 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 井上温子議員。      〔井上温子議員登壇〕(拍手する人あり) ◆井上温子 議員  陳情第124号「長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情」に賛成、委員会決定、不採択に反対の立場から討論をさせていただきます。  この陳情は、日本に長期間非正規で滞在する外国人住民を正規化し、地域において共に生活できるように本陳情を採択し、板橋区議会より政府及び国会に意見書の提出を求めるものです。  滞在期間が長期化している非正規滞在外国人住民の多くが、1980年代、日本の高度経済成長期に労働者として出稼ぎにやってきた方です。また、高度経済成長期の日本は、労働力不足であったため、非正規滞在する外国人労働者の存在を黙認しているような状況もありました。  このような状況の中、次第に日本での生活が長期化した非正規滞在外国人労働者たちは、結婚したり子どもが生まれて日本で生活の基盤を築くようになります。  しかし、2003年からは、日本では実際には非正規滞在外国人が犯罪の温床とはなっているわけではなかったのに、「犯罪の温床となる不法滞在者を、今後5年間で半減させる」と「不法滞在外国人半減政策」が進められ、非正規滞在外国人住民を取り巻く環境は厳しくなっていきます。  2004年には、内閣府大臣官房政府広報室が行った「治安に関する世論調査」では、「治安が悪くなった理由」として、「外国人の不法滞在者が増えたから」を理由とする方が、54.4%とトップになってしまいましたが、これは非正規滞在外国人イコール犯罪の温床というイメージ操作でしかありません。実際に日本全体の凶悪犯罪検挙人員の割合を見ていくと、2011年に非正規滞在外国人が検挙された凶悪犯罪は0.1%であり、「非正規滞在外国人が凶悪犯罪を起こしている」という事象は皆無に近いのは明らかです。  このようなイメージ操作によって世論がつくり上げられていく中、厳しい取り締まりに遭い、減少してきた非正規滞在外国人住民ですが、それと反比例するように、日本は外国から「研修生」や「技能実習生」を受け入れていきます。  一方では、既に日本で生活している非正規滞在外国人を追い出し、一方では、日本にとって都合のよい人材は受け入れるというのはいかがなものでしょうか。前者の日本で生活している非正規滞在外国人も、日本の高度経済成長期を支えた労働力であった方もおり、1980年代は、日本において必要な人材であったのです。  さらに、2012年7月には外国人登録が廃止され、正規に滞在される外国人住民については、住民基本台帳に記載されることになりましたが、非正規滞在外国人住民については、住民基本台帳に記載されず、住民票となってきた外国人登録証も持つことができなくなってしまいました。これは、日本社会とのつながりや生活の場からの排除であり、非正規滞在外国人住民の存在がさらに見えにくくされてしまいました。  非正規滞在外国人住民には健康保険も年金も保障されていません。外国人登録証がなくなった今は身分証もありません。このような状況下で日本に長期間暮らし続けるのは、簡単なことではありません。それでも日本で暮らし続けているのは、母国に帰れない状況を抱えていたり、日本で生活の基盤ができていること、子どもに関しては、日本で生まれ育っており、母国の言葉も文化も知らないという理由があってのことです。  海外におけるアムネスティの事例では、例えばスウェーデンでは、親が不法に入国したとしても、スウェーデンで生まれた子どもについては、スウェーデンに住み続けられます。親についても、4年以上の滞在で正規化されます。アメリカでは、10年以上の滞在で、犯罪歴がない善良な方については正規化されます。イギリスでは、子どもがいる場合は7年間、いない場合は14年間の滞在で正規化されるようになっています。  非正規滞在外国人住民を長期にわたり、健康保険や年金、身分証がないままにすることは人権侵害であると考えます。諸外国の事例のように、日本で生まれた子どもはもちろんのこと、大人についても、長期滞在し、犯罪歴がない善良な方については、正規化することで地域で安心して暮らし続けられるように、この陳情に賛意を表します。  以上で反対討論を終わります。 ○議長(茂野善之議員) 以上をもって、討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △陳情第124号の採決 ○議長(茂野善之議員) 続きまして、陳情第124号「長期在留する非正規滞在外国人住民を正規化し、希望の持てる社会を築くための意見書提出を求める陳情」について、起立表決を行います。  陳情第124号に対する委員会報告は不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(茂野善之議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第124号は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第80号、第81号、第82号、第84号、陳情第100号第1項、第110号、第111号、第132号及び調査事件の採決 ○議長(茂野善之議員) 次にお諮りいたします。  議案第80号「東京都板橋区立郷土芸能伝承館の指定管理者の指定について」、議案第81号「東京都板橋区立体育施設の指定管理者の指定について」、議案第82号「東京都板橋区立リサイクルプラザの指定管理者の指定について」及び議案第84号「東京都板橋区立熱帯環境植物館の指定管理者の指定について」は、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第100号第1項、第110号、第111号及び第132号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第80号、第81号、第82号及び第84号については、委員会報告のとおり決定し、陳情第100号第1項ほか3件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △健康福祉委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第16から第27までを一括して議題といたします。  健康福祉委員長から提出された議案第73号ほか3件、及び陳情7件、並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  健康福祉委員長 熊倉ふみ子議員。 ◎熊倉ふみ子 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 熊倉ふみ子議員。  〔参 照〕             健 康 福 祉 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │        件        名        │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第73号│東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例     │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第78号│普通財産の無償譲渡について             │可  決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第79号│普通財産の無償譲渡について             │可  決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第83号│東京都板橋区立ふれあい館の指定管理者の指定について │可  決 │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成26年12月2日                          健康福祉委員長  熊 倉 ふみ子  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────             健 康 福 祉 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の陳情は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌───────┬─────────────────┬───────┬──────┐ │ 事件の番号 │    件       名    │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├───────┼─────────────────┼───────┼──────┤ │陳情第133号│高すぎる国保料を引き下げることを求│不採択とすべき│趣旨に沿いが│ │       │める陳情             │ものと決定  │たい    │ └───────┴─────────────────┴───────┴──────┘   平成26年12月2日                          健康福祉委員長  熊 倉 ふみ子  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────                少 数 意 見 報 告 書  2014年12月2日の健康福祉委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                      記 1 事 件   陳情第133号 高すぎる国保料を引き下げることを求める陳情 2 意見の趣旨  本陳情は毎年のように引き上がる国民健康保険料は高すぎて、払いたくとも払えない実態が広がっており、医療を受け続けられるよう保険料を下げてほしいという切実な願いのもと出されてきました。
     国民健康保険制度は1961年に確立し、以来「国民皆保険制度」のもと50年以上を経ました。当初自営業者や農林水産業者など、雇用者以外の人が多くを占めていた国保加入者は、現在は無職者が約6割、高齢者は約3割を占めています。  厚労省の資料によると国保加入者の平均所得は一世帯あたり年約83万円です。1991年の276万5千円の30%まで落ち込みました。その所得に対する保険料の負担率は約10%にまで膨れ上がり、公務員などの共済組合5.5%、サラリーマンの方は加入している協会けんぽでも7.6%であるのに比べ、その負担率はとても重くなっています。そのため高すぎる保険料が払えない実態が広がり、平成25年度の板橋区の滞納世帯は3万世帯を超え、加入世帯の3割以上となっています。一方、10割自己負担となる資格証世帯は今年の6月4660世帯など、病気になって医療を受けたくとも受けられない深刻な実態がもたらされ続けています。  こうした事態を招いた根底には1984年に国保への国庫支出金を大きく減らしたことが大きいことはいうまでもありません。  国保加入者の多くは医療を必要としている人が占め、後期高齢者医療制度を除いたどの医療保険加入者よりも有病率が高く、膨らむ医療費を低所得者が負担するため、保険者の負担も加入者の保険料も膨れ上がる一方です。  本来は国の支出を1984年時の医療費総額45%に戻すべきですが、せめて、それまでの間、自治体として、保険者として、一般会計から投入してでも保険料を引き下げ、払える保険料に改善し、安心して医療を受けることができるようにすべきです。負担の公平性を言うなら、国が支出を削り、そのつけを低所得である国保加入者に押し付けたことこそ問われます。本陳情の採択を強く求めます。   2014年12月2日                           健康福祉委員  かなざき 文子  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │          件          名          │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 63号│高齢者雇用促進対策に関する陳情          (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 65号│障がい者の高等部卒業後における地域生活と就労に関する陳情    │ │       │                         (継続審査分)│ │       │ 第1項 福祉園充実の件                    │ │       │ 第2項 工賃増額の件                     │ │       │ 第7項 グループホーム増設の件                │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 66号│板橋キャンパス再編整備基本計画の高齢者の福祉施設等ゾーンの中に障│ │       │がい者福祉センター、障がい者支援施設の設置を求める陳情     │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 96号│「飼い主のいない猫」対策に関する根本的見直しの陳情(継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第114号│第6期介護保険事業計画に関する陳情        (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第125号│要支援1・2の人たちの意向が尊重され、専門職による専門的サービス│ │       │が適切に保障されるよう求める陳情         (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成26年12月2日                         健康福祉委員長  熊 倉 ふみ子  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  高齢福祉、保健衛生及び社会福祉等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 高齢福祉に関することについて         2) 健康及び保健衛生に関することについて         3) 保健所に関することについて         4) 介護保険に関することについて         5) 国民健康保険に関することについて         6) 国民年金に関することについて         7) 後期高齢者医療制度に関することについて         8) 障がい者福祉に関することについて         9) その他の社会福祉に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成26年12月11日                          健康福祉委員長  熊 倉 ふみ子  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────      〔熊倉ふみ子議員登壇〕 ◎熊倉ふみ子 議員  ただいまから、健康福祉委員会における審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月11日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、陳情第63号「高齢者雇用促進対策に関する陳情」、陳情第65号「障がい者の高等部卒業後における地域生活と就労に関する陳情」第1項「福祉園充実の件」、第7項「グループホーム増設の件」、陳情第66号「板橋キャンパス再編整備基本計画の高齢者の福祉施設等ゾーンの中に障がい者福祉センター、障がい者支援施設の設置を求める陳情」、陳情第96号「『飼い主のいない猫』対策に関する根本的見直しの陳情」及び陳情第125号「要支援1・2の人たちの意向が尊重され、専門職による専門的サービスが適切に保障されるよう求める陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第114号「第6期介護保険事業計画に関する陳情」につきましては、採択、不採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第65号「障がい者の高等部卒業後における地域生活と就労に関する陳情」第2項「工賃増額の件」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  なお、あわせて所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、12月2日及び11日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、12月2日の委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、議案第73号「東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第78号「普通財産の無償譲渡について」、議案第79号「普通財産の無償譲渡について」及び議案第83号「東京都板橋区立ふれあい館の指定管理者の指定について」につきましては、いずれも全員異議なく、全会一致をもちまして、可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第133号「高すぎる国保料を引き下げることを求める陳情」につきましては、「高額な国保料により、必要な医療を受けることのできない実態があるため、社会保障の理念を尊重し、制度の改善が必要である」として、採択との意見と、「国保料を引き下げるために、一般財源からの支出を増加させることは、税の公平性の観点からも適切ではない」として、不採択との意見があり、表決の結果、賛成少数をもちまして、不採択とすべきものと決定いたしました。  なお、1委員より、少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、閉会中の委員会におきまして、継続審査と決定した陳情第63号ほか5件につきましては、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに、全会一致をもちまして決定いたしました。  次に、12月11日の委員会につきまして、ご報告いたします。  当日は、理事者より、「健康福祉委員会関係補正予算概要について」の報告を受け、理事者に対し、現状に関する質疑並びに要望など、活発な議論がなされました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(茂野善之議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △健康福祉委員会報告に対する討論、採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  健康福祉委員会報告に対する質疑を省略し、陳情第133号については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、ただちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、健康福祉委員会報告に対する質疑を省略し、陳情第133号については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第133号に対する討論 ○議長(茂野善之議員) これより陳情第133号「高すぎる国保料を引き下げることを求める陳情」に対する討論を行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、かなざき文子議員。 ◆かなざき文子 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) かなざき文子議員。      〔かなざき文子議員登壇〕(拍手する人あり) ◆かなざき文子 議員  ただいまより、日本共産党板橋区議会議員団を代表して、陳情第133号「高すぎる国保料を引き下げることを求める陳情」に対する委員会決定「不採択」に対し、採択を求めて討論を行います。  本陳情は、毎年のように引き上がる国民健康保険料は高過ぎて、払いたくとも払えない実態が広がっており、医療を受け続けられるよう保険料を下げてほしいという切実な願いのもと、出されてきました。  国民健康保険制度は1961年に確立し、法第1条には、「この法律は国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保険の向上に寄与することを目的とする」と明記されています。  現在の国民健康保険は「社会保障」として位置づけられ、そのもとで国民皆保険制度を維持してきました。当初は、自営業者や農林水産業者など、雇用者以外の人が多くを占めていた国保加入者は、現在では無職者が約6割、高齢者が約3割を占めるなど、大きく変わっています。  厚労省の資料によると、国保加入者の平均所得は、1世帯当たり年約83万円です。1991年の276万5,000円の30%にまで落ち込んでいます。その所得に対する保険料の負担率は約10%にまで膨れ上がっています。
     公務員などの共済組合が5.5%、サラリーマンの方が加入している協会けんぽが7.6%であるのに比べて、国保加入者の収入に占める保険料の負担率はとても重くなっています。  毎年上がる保険料、毎年減っていく収入、そのために高過ぎる保険料が払えない実態は広がるばかりです。  平成25年度の板橋区の滞納世帯は約3万世帯を超え、加入世帯の3割以上と、全国平均より多くなっています。一方、10割自己負担となる資格証世帯は、ことしの6月、4,660世帯と、病気になっても医療を受けたくとも受けられない深刻な実態がもたらされ続けています。  こうした事態を招いた根底には、1984年に国保への国庫支出金を大きく減らしたことが大きいことは言うまでもありません。総医療費に占める国庫支出金5割から、保険対象事業の5割へと削減され、その後も、事務費については国庫負担を削るなどの削減を続けた結果、国保の総収入に占める国庫支出金割合は25%以下にまで削られています。  板橋区の国保会計決算資料を見ると、昭和58年決算では、国庫支出割合は歳入の51.35%でしたが、平成25年度、昨年度の決算資料では21.26%にまで減っています。  国保加入者の多くは医療を必要としている人が占め、他の医療保険加入者よりも有病率が高いのはご承知のとおりです。その膨らむ医療費を低所得者が負担するため、保険者の負担も加入者の保険料も膨れ上がる一方になるのは当然です。  板橋区の加入者の所得は、8割以上が所得200万円以下です。9割以上が所得300万円以下です。この間、住民税方式の保険料算定方式から旧但し書き所得へ変更され、保険料額が引き上げられてきました。その上、今後、国保の都道府県単位化により、ますます保険料が引き上がることが想定もされるのです。それでなくとも、今年度よりその東京都化に向け、保険料の算定基礎に高額療養費を毎年4分の1ずつ入れるとしたため、均等割額の引き上げ額を倍加してしまいました。  年収300万円の4人家族で、国保料の医療分だけでも27万2,913円、夫婦の介護分も合わせると32万6,490円です。この世帯は新たに均等割額の軽減対象になったにもかかわらずこの額です。税金も上がり、消費税も上がり、所得は増えないのに、これ以上の保険料引き上げは無理です。  本来は国の支出を1984年より前に戻すべきでしょう。しかし、国がやらなければ何もしないでいいという状況ではもうありません。自治体として保険者として、一般会計から投入してでも保険料を引き下げ、払える保険料に改善し、安心して医療を受けることができるようにしなければいけない状況です。  いつも区は、また不採択を主張した会派は、「負担の公平性」を言います。しかし、命を守ることが厳しくなっている実態を目の当たりにして、その理由はないでしょう。国が支出を削り、そのつけを低所得である国保加入者に押しつけたことこそ問われるのであって、平等に医療を受けることができない実態こそ不公平であり、是正すべきです。  自治体として、何よりも住民の命を守る手だてをとるのが、その使命と責任ではないでしょうか。命を守るはずの国民健康保険に命を奪われる事態を広げさせてはなりません。板橋区と区議会が、国保加入者の実態に寄り添った判断こそすべきです。その立場に全議員の皆さんが立たれることを願い、討論を終わります。 ○議長(茂野善之議員) 次に、元山芳行議員。 ◆元山芳行 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 元山芳行議員。      〔元山芳行議員登壇〕(拍手する人あり) ◆元山芳行 議員  ただいまから、自由民主党議員団を代表して、陳情第133号「高すぎる国保料を引き下げることを求める陳情」について、委員会決定「不採択」に対して、賛成の立場から討論を行います。  国民健康保険は、世界に誇る国民皆保険制度の基盤をなすものでありますが、少子高齢化が進む中、将来にわたり持続させていけるか否かの過渡期に立たされています。医療補償は手厚く、負担は少なくということはできません。この制度を支えていく痛みをどう分かち合っていくかが、今、問われているのではないでしょうか。  23区は統一保険料方式をとっており、区独自で保険料の調整や軽減は行っておりません。  年明けの区長会で27年度の料率を定めることになっており、1人当たりの医療費が伸びる見込みなので、保険料は上昇する可能性が高いと見なければなりません。  国民健康保険料が毎年のように上がっているという現実の中で、引き下げてほしいという気持ちには、確かに心情的には感じる部分もございますが、高齢化と医療の高度化によって、保険料以上に医療費が伸びているという現状がございます。健康保険料を上げていかざるを得ない状況があるということです。  この点について、区は医療費の分析を行い、医療費の適正化に努めることで、保険料の上昇を抑える努力をするべきだと思います。  財政面を見ますと、国保特別会計に対する一般会計からの繰出金は、25年度決算では73億7,000万円でございました。内訳を見ますと、法定分が約27億円である一方、現年保険料の収入未済が26億円であり、その補填等に充てる「その他一般会計繰入金」として入る分が約47億円でございます。  本陳情には「区の一般財源からの支出を維持、拡充して」この保険料引き下げを実現してほしいという趣旨が述べられておりますが、現状でも多額の繰出金を国保会計に投入している中で、さらに拡充していくという方法については、やはり公平性の観点から適切ではないと判断せざるを得ません。  したがいまして、陳情第133号の委員会決定「不採択」に改めて賛意を表し、私の討論を終わります。 ○議長(茂野善之議員) 以上をもって、討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △陳情第133号の採決 ○議長(茂野善之議員) 続きまして、陳情第133号「高すぎる国保料を引き下げることを求める陳情」について、起立表決を行います。  陳情第133号に対する委員会報告は、不採択であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(茂野善之議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、陳情第133号は、委員会報告のとおり不採択と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第73号、第78号、第79号、第83号、陳情第63号、第65号第1項・2項・7項、第66号、第96号、第114号、第125号及び調査事件の採決 ○議長(茂野善之議員) 次に、お諮りいたします。  議案第73号「東京都板橋区手数料条例の一部を改正する条例」、議案第78号「普通財産の無償譲渡について」、議案第79号「普通財産の無償譲渡について」及び議案第83号「東京都板橋区立ふれあい館の指定管理者の指定について」は、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第63号、第65号第1項・2項・7項、第66号、第96号、第114号及び第125号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第73号、第78号、第79号及び第83号については、委員会報告のとおり決定し、陳情第63号ほか5件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △都市建設委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第28から第34までを一括して議題といたします。  都市建設委員長から提出された議案第75号及び請願1件、陳情4件、並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  都市建設委員長 中妻じょうた議員。 ◎中妻じょうた 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 中妻じょうた議員。  〔参 照〕           都 市 建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌──────┬──────────────────┬───────┬──────┐ │事件の番号 │    件        名    │ 議決の結果 │意見・理由 │ ├──────┼──────────────────┼───────┼──────┤ │請願第 8号│JR板橋駅エレベーター等早期設置に関│       │      │ │      │する請願       (継続審査分)│       │      │ │      │ 第1項 要望書提出の件      │採択すべきもの│      │ │      │                  │と決定    │      │ │      │ 第2項 交渉強化の件       │採択の上、執行│      │ │      │                  │機関に送付すべ│      │ │      │                  │きものと決定 │      │ └──────┴──────────────────┴───────┴──────┘   平成26年11月13日                          都市建設委員長  中 妻じょうた  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────           都 市 建 設 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │        件        名        │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第75号│自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一│原案可決 │ │      │部を改正する条例                  │     │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成26年12月3日                          都市建設委員長  中 妻じょうた  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │          件          名          │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 34号│常盤台の景観と環境に関する陳情          (継続審査分)│ │       │ 第2項 絶対高さ条例制定の件                 │ │       │ 第3項 まちづくり運動援助の件                │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 35号│犬の住民票(愛称 わんちゃんパスポート)を携行しての公園利用を実│ │       │現するための陳情                 (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第116号│区立高齢者住宅「けやき苑」増設に関する陳情    (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第117号│サービス付き高齢者専用賃貸住宅へ低所得者が入居できるよう施策を求│ │       │める陳情                     (継続審査分)│ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成26年12月3日                          都市建設委員長  中 妻じょうた
     議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  都市計画及び都市基盤整備等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 都市計画に関することについて         2) 都市再開発に関することについて         3) 建築物に関することについて         4) 住宅に関することについて         5) 道路、河川、公園緑地及び下水道に関することについて         6) まちの美化に関することについて         7) 交通安全に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成26年12月3日                          都市建設委員長  中 妻じょうた 議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────      〔中妻じょうた議員登壇〕(拍手する人あり) ◎中妻じょうた 議員  ただいまから、都市建設委員会における審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月13日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、請願第8号「JR板橋駅エレベーター等早期設置に関する請願」第1項「要望書提出の件」及び第2項「交渉強化の件」につきましては、採択との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されました。  改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、採択を主張するとのことで、表決の結果、全会一致をもちまして、採択の上、第1項については、JR東日本東京支社あて要望書を提出し、第2項については、執行機関に送付すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第34号「常盤台の景観と環境に関する陳情」第2項「絶対高さ条例制定の件」、第3項「まちづくり運動援助の件」、陳情第116号「区立高齢者住宅『けやき苑』増設に関する陳情」及び陳情第117号「サービス付き高齢者専用賃貸住宅へ低所得者が入居できるよう施策を求める陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、いずれも賛成多数をもちまして継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第35号「犬の住民票(愛称 わんちゃんパスポート)を携行しての公園利用を実現するための陳情」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  また、陳情審査終了後に、所管事項調査を行いましたことを申し添えます。  引き続き、12月3日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、議案第75号「自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、閉会中の委員会において、継続審査と決定した陳情第34号第2項、第3項ほか3件につきましては、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに、全会一致をもちまして、決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに、決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △都市建設委員会報告に対する採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  都市建設委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、都市建設委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第75号、請願第8号、陳情第34号第2項・3項、第35号、第116号、第117号及び調査事件の採決 ○議長(茂野善之議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第75号「自転車等の駐車場の整備及び放置の防止に関する条例の一部を改正する条例」及び請願第8号については、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり、陳情第34号第2項・3項、第35号、第116号及び第117号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第75号及び請願第8号については、委員会報告のとおり決定し、陳情第34号第2項・3項ほか3件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △文教児童委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第35から第44までを一括して議題といたします。  文教児童委員長から提出された議案第74号ほか3件、及び陳情5件、並びに調査事件に対する審査報告書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について、報告があります。  文教児童委員長 天野 久議員。 ◎天野久 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 天野 久議員。  〔参 照〕           文 教 児 童 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │        件        名        │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第74号│東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例    │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第76号│東京都板橋区教育支援センター条例          │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第77号│東京都板橋区あいキッズ条例の一部を改正する条例   │原案可決 │ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │〃 第85号│東京都板橋区立榛名林間学園の指定管理者の指定について│可  決 │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成26年12月3日                          文教児童委員長  天 野   久  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────                少 数 意 見 報 告 書  2014年12月3日の文教児童委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                      記 1 事 件   議案第74号 東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例 2 意見の趣旨  本条例は、児童館条例の内、学童クラブ事業に係る条項を削除し、学童クラブを廃止するものである。  区は、新年度からは全校で実施される新あいキッズが学童クラブに代わる事業であるとし、学童クラブを廃止するとしている。しかし、私たちは、新あいキッズ事業は、これまで行われてきた学童クラブ事業に代わるものではないと考える。  一つは、事業を行う法的根拠の違いである。  これまでの学童クラブ事業は児童福祉法第35条に基づき設置された、児童厚生施設である児童館の一事業として行われ、同34条の8に定められた『放課後児童健全育成事業』として実施されてきた。法が対象とする児童は、親の就労等により放課後に留守家庭となる児童である。一方の新あいキッズは児童福祉法における法的根拠はない。また、児童館の事業であったからこそ、学童クラブ間の交流事業や土曜日の子育ちサポート事業など学校を超えた交流や事業も行うことができたと考える。  もう一つは、新あいキッズ事業が就労家庭の児童の『家庭』に代わるものでない点である。  新あいキッズでは17時までの利用は無料で親の就労等の利用要件はなく、だれでも利用することができる。そのため、拠点となる部屋にはだれでも自由に出入りができることになっている。区は『専用スペースがある』としているが、荷物を入れるロッカーが決まっているだけのことであり、常に誰彼かまわず出入りする部屋を『家庭』とは言わない。  以上の理由により本条例に反対する。   2014年12月3日                           文教児童委員  大 田 伸 一                           文教児童委員  竹 内   愛  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────                少 数 意 見 報 告 書  2014年12月3日の文教児童委員会において留保した少数意見を、会議規則第71条第2項の規定により、下記のとおり報告します。                      記 1 事 件   議案第77号 東京都板橋区あいキッズ条例の一部を改正する条例 2 意見の趣旨
     本条例は現行のあいキッズ条例に実施場所の追加を行い、新年度からは全校での実施とすることと、第8条の障がいを理由とする不承認要件の見直しを行うことが主な内容である。  本条例に反対する理由の一つは、いわゆる新あいキッズ事業は就労家庭の児童の育成を目的とした学童クラブ事業の代替にはなりえていないことである。  もう一つは、第8条の見直しは、文言を変えただけであって、実際の要件は変わっていない点である。現行の条文は『心身に著しい障がい』とあるが改正案は『疾病その他の事由』と変更されている。しかし、心身に著しい障がいとは医療行為を必要とするものであり、改正案におけるその他の事由も医療行為を必要とするものとの説明であった。本条文の改正は、平成28年4月1日に施行される『障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律』を踏まえたものであるが、法の精神は具体的な差別の解消を求めているのであり、表現を変えるだけの改正では差別は解消されないのである。  実際、質疑の中で、さんさんタイムの利用について、現在は就労家庭でない障がい児には保護者の同伴が求められているが、条例が改正されても、その対応は変わらないとしている。あいキッズでは個別の対応はしないということ自体が差別であることを認識するべきである。障がいのあるなしに関わらず、すべての児童が等しく利用することができるよう、必要な職員の配置や施設整備を行うべきである。  全児童対策と学童クラブを必要とする児童や家庭に対する事業は、本来別事業として実施すべきである。加えて、障がいのある児童への差別も解消されないまま、新あいキッズ事業を全校に拡大することに賛成することはできない。   2014年12月3日                           文教児童委員  大 田 伸 一                           文教児童委員  竹 内   愛  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │          件          名          │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第104号│新あいキッズに関する陳情             (継続審査分)│ │       │ 第2項 補食内容再検討の件                  │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第119号│認証保育所等保育料負担軽減助成制度の改善に関する陳情     │ │       │(継続審査分)                         │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第127号│「子ども・子育て支援新制度」実施後も、板橋区の保育水準を維持し、│ │       │認可保育園の増設による待機児の解消を求める陳情  (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第128号│新あいキッズの制度内容の変更を求める陳情     (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第134号│子ども子育て支援新制度実施に向けての陳情            │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成26年12月3日                          文教児童委員長  天 野   久  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 1 事 件  児童福祉、学校教育及び生涯学習等の区政に関する調査の件  (調査事項) 1) 児童福祉に関することについて         2) 学校教育に関することについて         3) 生涯学習に関することについて         4) 図書館の運営に関することについて 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成26年12月3日                          文教児童委員長  天 野   久  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────      〔天野 久議員登壇〕(拍手する人あり) ◎天野久 議員  ただいまから、文教児童委員会における審査結果につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、11月13日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  最初に、あいキッズに関して、一括して審査いたしました陳情第104号「新あいキッズに関する陳情」第2項「補食内容再検討の件」及び陳情第128号「新あいキッズの制度内容の変更を求める陳情」並びに陳情第127号「『子ども・子育て支援新制度』実施後も、板橋区の保育水準を維持し、認可保育園の増設による待機児の解消を求める陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、いずれも賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第119号「認証保育所等保育料負担軽減助成制度の改善に関する陳情」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  引き続き、12月3日に開会いたしました委員会につきまして、ご報告いたします。  初めに、議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」につきましては、「平成27年度からのあいキッズ全校実施に向けて、区は既に動き出しており、議会としても後押しする」として、原案に賛成との意見と、「児童館は児童福祉法の根拠に基づいているが、あいキッズについては法的根拠がなく、事業の移行と捉えることはできない」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、2委員より少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、議案第76号「東京都板橋区教育支援センター条例」につきましては、「教員の研究や研修の拠点となるところであり、地域の人材発掘、相談の場としても期待している」として、原案に賛成との意見と、なお継続して審査すべきとの発言があり、初めに、継続審査について諮ったところ、賛成少数で否決されました。改めて継続審査を主張した委員に意見を求めたところ、退席するとのことで、1委員退席の後、表決を行ったところ、全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第77号「東京都板橋区あいキッズ条例の一部を改正する条例」につきましては、「あいキッズは区の単独事業として並々ならぬ決意で始めており、その意気込みが伝わってくる」として、原案に賛成との意見と、「補食の問題や障がい児の受け入れ問題などのさまざまな課題が解決されないまま全校実施をスタートすることは問題である」として、原案に反対との意見があり、表決の結果、賛成多数をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  なお、2委員より少数意見が留保されたことを申し添えます。  次に、議案第85号「東京都板橋区立榛名林間学園の指定管理者の指定について」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、可決すべきものと決定いたしました。  次に、陳情第134号「子ども子育て支援新制度実施に向けての陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、閉会中の委員会において継続審査と決定した陳情第104号第2項ほか3件につきましては、今定例会中に継続審査と決定した案件と併せ、別途議長あて、継続審査の申し出を行うことに、全会一致をもちまして決定いたしました。  次に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  最後に、閉会中の11月14日に、調査事件のための委員会を開会いたしましたことを申し添えます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(茂野善之議員) 次に、少数意見の報告は、報告書を配付してありますので省略いたします。  ────────────────────────────────────── △文教児童委員会報告に対する討論、採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  文教児童委員会報告に対する質疑を省略し、議案第74号については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、ただちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、文教児童委員会報告に対する質疑を省略し、議案第74号については、討論の上、その他のものについては、討論を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第74号に対する討論 ○議長(茂野善之議員) これより議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」に対する討論を行います。  通告がありますので、順次、発言を許します。  初めに、竹内 愛議員。 ◆竹内愛 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 竹内 愛議員。      〔竹内 愛議員登壇〕(拍手する人あり) ◆竹内愛 議員  ただいまより、日本共産党区議団を代表し、議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」に反対の立場から討論を行います。  本条例は、児童館条例のうち、学童クラブ事業にかかわる条項を削除し、学童クラブを廃止するものです。  区は、新年度からは全校で実施される新あいキッズが、学童クラブに代わる事業であるとし、学童クラブを廃止するとしています。しかし、私たちは、新あいキッズは、これまで行われてきた学童クラブに代わるものではないと考えます。  まず、1つは、事業を行う法的根拠についてです。  これまでの学童クラブ事業は、児童福祉法に定められた児童厚生施設である児童館の一事業として行われてきました。また、同時に、同34条の8に定められた「放課後児童健全育成事業」に位置づけられています。  一方、代わりになるという新あいキッズ事業は、児童福祉法に基づく条文は一切ありません。いくら踏襲しているなどと言っても、児童福祉法に基づく事業でないことは明らかであり、これまでの学童クラブ事業の代わりとはなり得ません。  2つ目は、児童福祉法に基づく法的根拠がないことが実際の事業にあらわれているという点です。  児童福祉法に基づく放課後児童健全育成事業の設置・運営基準では、さまざまな定めがあります。例えば第5条の2に、「利用者の人権に十分配慮するとともに、一人ひとりの人格を尊重してその運営を行わなければならない」とあります。しかし、新あいキッズは、無料区分においては全児童対策であることから、個別の対応はできないとしています。一部帰宅時間の管理が行われていますが、非常に限定されています。親が家にいない子どもを受けとめるには、全く不十分です。  また、専用区画が設けられていないことも問題です。区は、有料区分の児童の多くが従来の学童利用児童であるとし、有料区分を利用する児童については、専用スペースを確保したとしています。しかし、法が定める放課後児童健全育成事業の設置基準では、その第5条で、「当該児童の自主性、社会性及び創造性の向上、基本的な生活習慣の確立等を図り、もって当該児童の健全な育成を図ることを目的として行わなければならない」とあります。また、第9条には、「遊び及び生活の場としての機能並びに静養するための機能を備えた区画を設けるほか、支援の提供に必要な設備及び備品等を備えなければならない」とされています。つまり、親の就労などによって留守家庭となる児童の放課後は、新あいキッズで言う有料区分だけでなく、無料区分においても保障されなければならないということです。それは当然、時間管理を行えばいいというものではありません。  そもそも働く親やその子どもにとって学童クラブとは何かという、根本的な考えが欠落しています。学童クラブは「家庭」に代わるものです。区はあいキッズ事業を導入するとき、「自立」を強調しました。子どもは成長します。3年生くらいになれば1人で留守番することもできるようになるかもしれません。しかし、そうなるには少しずつ準備することが必要なのです。保育園から小学校に進学し、生活が一変する中で、学童クラブは親や子どもの不安を受けとめる場所になってきました。子どもが行きたい場所になるように学童指導員も努力したのです。それは、働く親が安心して働くことができるようにするためであり、親がいないことで寂しい思いをさせないためでもあります。  無料区分では、全児童に目配りをしなくてはなりません。親が家にいないからといって、特別な対応をすれば問題になるでしょう。しかし、「親が家にいない」子どもを保育することは特別な対応でしょうか。ただ、遊び場があればいいのではありません。安心して帰ることができる家庭が必要なのです。  以上、述べてきたように、新あいキッズはこれまでの学童クラブに代わるものとは言えず、廃止の理由にはなりません。よって、学童クラブを廃止することに改めて反対を表明し、討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(茂野善之議員) 次に、田中やすのり議員。 ◆田中やすのり 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中やすのり議員。      〔田中やすのり議員登壇〕(拍手する人あり)
    ◆田中やすのり 議員  これより自由民主党議員団を代表し、議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」の委員会決定、原案可決に賛成する立場から、討論いたします。  板橋区は、これまで「児童館条例」において、放課後児童健全育成事業として「学童クラブ事業」を規定し、実施してきました。  その中で、国が平成19年3月に公表した「放課後子どもプラン」において、地域社会の中で放課後等に子どもたちの安全で健やかな居場所づくりを推進するため、文部科学省の「放課後子ども教室推進事業」と厚生労働省の「放課後児童健全育成事業」を一体的、あるいは連携して実施する、総合的な放課後対策事業の推進が示され、それを受け、平成21年度から「学童クラブ登録」と「一般登録」とを一体的に運営する「あいキッズ事業」を開始しました。  「あいキッズ事業」の実施により、子どもたちの放課後等の対策事業は改善がなされてきました。  第1に、「学童クラブ事業」においては、定員を設けずに受け入れを制限していないため、待機児童は解消されることとなりました。  第2に、学校施設を活用することで、多様な活動を実施することができるようになるとともに、地震や台風等の災害時にも、学校と連携して子どもたちの安全を図れるようになりました。  第3に、利用の入退室について、保護者あてにメールを配信することで、保護者の安心感の向上が図れるようになりました。  このように、「あいキッズ事業」では、児童の安心・安全、地域参加、健全育成、仕事等と子育ての両立支援等、当初の目的を果たしてまいりましたが、2つの登録区分があることに伴い、遊び相手の制約や活動時間・活動場所の制限といった課題が指摘されてきたところです。こうした課題解決のため、2つの区分の垣根を外し、全ての児童が共に過ごすことのできる「あいキッズ条例」を制定し、新制度の「あいキッズ事業」として、平成26年度から一部開始をいたしました。  このことにより、子どもたちの放課後等の対策事業はさらに改善が図られました。具体的には、入会要件について、就労等に加え学校支援活動等も含めることで、子育てと社会生活の両立が図りやすくなりました。  また、開設時間の延長、利用料の午後5時までの無料化、さらに、国の全国統一の有資格者基準を満たす職員配置、法人評価による指導や委託の見直しなど、これまでの「放課後児童健全育成事業」の「学童クラブ事業」を引き継ぎ、質を維持するとともに、さらに民間法人の活力を加え、利用対象者を全校の児童に広げています。  平成27年4月には、新制度の「あいキッズ事業」が全校展開することにより、板橋区では、学童クラブ待機児童をゼロとすることが実現し、就労家庭を含む全ての児童の放課後(等)の安心・安全な居場所を確保するとともに、児童の交流促進や健全育成、学校との連携、地域参加、保護者の子育てと仕事(等)の両立支援を一層推進していくことを期待しています。  一方、小学校の放課後等の居場所、遊び場がこの「あいキッズ」に移ることにより、これまで小学生がかかわってきた「児童館」も、その機能と役割を見直し、区政課題として重要な乳幼児の在宅子育て支援や、地域の中での子育てにおけるさまざまなニーズについて、地域の拠点としてその役割を担っていくことが検討されています。  この中で「児童館」は、家庭の中で子どもと2人きりの子育てによって悩んでいる乳幼児親子への支援など、行政がこれまで以上にサービスを充実していかなければいけない分野に注力するとともに、児童福祉法第40条における児童厚生施設として、小学生や中高生にも一定の役割を果たしていくこととしています。  児童福祉に関する区政経営として、「あいキッズ事業」が「児童館」との役割分担が明確になり、二重投資となることなく、責任ある執行体制が確立されるものと考えています。  以上、新制度の「あいキッズ事業」が「放課後児童健全育成事業」を引き継ぎ、板橋区の特性に合わせた包括的な次世代育成支援の枠組みを構築する事業であると考え、現行の「学童クラブ事業」を廃止する、議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」の委員会決定、原案可決に改めて賛意を表しまして、私の討論を終わらせていただきます。(拍手する人あり) ○議長(茂野善之議員) 次に、井上温子議員。 ◆井上温子 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 井上温子議員。      〔井上温子議員登壇〕 ◆井上温子 議員  議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」に反対の立場から討論をさせていただきます。  この条例は、学童クラブが新あいキッズに移行することに伴い、学童クラブが廃止となるため、条例を改正するものです。  板橋区は、学童クラブ登録を廃止し、新あいキッズに移行することについて、「全ての子どもたちが交流できる時間や場面を増やす」としており、一見すばらしいように聞こえますが、実際に新あいキッズが導入された学校の保護者の方々からは、さまざまな声が上がっています。  「全校生徒240人ほどの学校でも、放課後に新あいキッズを利用する子どもが増えたため、ぐちゃぐちゃ状態で指導員が見切れておらず、トラブルが起こっても対処できていない」、「子どもが、『学童のほうがよかった』と話している。親としても、学童は落ち着いて過ごせ、過ごし方もおやつもとてもよかった」、「学童のときは、おやつは16時には食べ終わっていた。新あいキッズでは、おやつが17時に変更になったが、実際には食べるのが18時ごろになってしまっている。これでは子どもたちはお腹が空いてしまって、18時まではとても持たないし、夜御飯を食べられなくなってしまう。おやつの内容も悪くなった」、「新あいキッズでは、指導員が保護者の顔もわからない状態になってしまった。不審者の判別がつかないのではと不安」などです。  また、ほかにも安全上の問題点や、子どもを中心とした制度になっていない問題点があり、以前から私も指摘してきました。  例えば、新あいキッズでは定員を設けていないため、個々の児童に寄り添った対応が難しく、指導員は児童一人ひとりを見るのではなくて、児童が過ごす場所の安全を見るのが仕事になってしまったこと。  学童クラブを利用していた児童は、学校が終わってから、「ただいま」と帰ってこられる家がわりの「生活の場」を失ってしまうこと。  新あいキッズは、一度学校から外へ出ると利用ができないため、自宅に保護者がいる場合でも、一旦帰宅してから学校で遊んでくるということはできないということ。  新あいキッズの導入により、「小学生の子どもの居場所は小学校である」としたため、今まで小学生が利用できてきた児童館を乳幼児向けにしていこうという方針が、同時期に打ち出され、放課後を過ごせる児童の貴重な居場所が1つ減ってしまう恐れが出てきたことが、問題点として挙げられます。  おやつの時間が15時から17時になってしまい、時間帯が夕食に近過ぎることから、子どもの発達にも好ましくない影響が生じ得ることなどもあります。  そもそも今回の条例を改正してしまうと、板橋区から消えてしまう学童クラブとはどのようなところであったのでしょうか。板橋区のホームページの説明を見てみますと、こう書かれています。「お子さんが、家庭の代わりに『ただいま』と帰れる場所として、お子さんの安全と心の安定を考え、指導内容をそれぞれに工夫しています」。  一方で、新あいキッズはどうでしょうか。「放課後の安心・安全な居場所を児童に提供し、遊び、文化、スポーツなどの体験、地域との交流、学習などを行うもの」としており、学童の家庭の代わりに「ただいま」と帰れる場所と「心の安定」を考えてくれる大人の存在が抜けているのは明らかです。  職員体制も、今までは学童クラブ登録の児童には児童指導員が配置されてきましたが、新あいキッズになると、エリアマネジャーやプレイングパートナーを配置すると転換され、もはや子どもの放課後は一人ひとりに寄り添っていこうとする生活の場ではなく、効率運営や安心・安全を売りにしたビジネス化への傾向があると懸念しています。  このようなことから、私は、板橋区の子どもの放課後についての考え方に危うさを感じています。子どもの放課後や居場所づくりは多様化を追求すべきであり、一元化は絶対にしてはいけません。子どもの育ちに放課後は大きなウエートを占めますし、財政が厳しいときにこそ未来に投資するべきで、結果、それが将来の安定した社会をつくっていくことにつながるのではないでしょうか。  1990年代前半に経済危機に瀕したフィンランドでは、教育予算を逆に増やしたことが功を奏し、人材が育ち、2000年代に入って各分野で発展を遂げたという事例もあります。是非学童を残し、児童館や地域における子どもたちの居場所づくりなど、多様な過ごし方を選択できる地域社会を子どもたちにつくっていけないでしょうか。  このような理由から、学童クラブを残すべきだと考えるため、議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」に反対し、討論を終わります。(拍手する人あり) ○議長(茂野善之議員) 以上をもって、討論を終わります。  ────────────────────────────────────── △議案第74号の採決 ○議長(茂野善之議員) 続きまして、議案第74号「東京都板橋区立児童館条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第74号に対する委員会報告は原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(茂野善之議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第74号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第77号の採決 ○議長(茂野善之議員) 次に、議案第77号「東京都板橋区あいキッズ条例の一部を改正する条例」について、起立表決を行います。  議案第77号に対する委員会報告は、原案可決であります。委員会報告のとおり決することに賛成の方はご起立願います。      〔起立者多数〕 ○議長(茂野善之議員) ご着席願います。  起立多数と認めます。  よって、議案第77号は、委員会報告のとおり原案可決と決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第76号、第85号、陳情第104号第2項、第119号、第127号、第128号、第134号及び調査事件の採決 ○議長(茂野善之議員) 次に、お諮りいたします。  議案第76号「東京都板橋区教育支援センター条例」及び議案第85号「東京都板橋区立榛名林間学園の指定管理者の指定について」は、委員会報告のとおり決定し、申し出のとおり陳情第104号第2項、第119号、第127号、第128号及び第134号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第76号及び第85号については、委員会報告のとおり決定し、陳情第104号第2項ほか4件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △公共施設等調査特別委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第45を議題といたします。  公共施設等調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  公共施設等調査特別委員長 田中しゅんすけ議員。 ◎田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。      〔田中しゅんすけ議員登壇〕(拍手する人あり) ◎田中しゅんすけ 議員  ただいまから、12月9日に開会いたしました公共施設等調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  当日は、初めに、「公共施設等の整備に関するマスタープランに基づく個別整備計画(素案)について」を議題とし、理事者から報告を受けました。  委員より、「集会所の集約・複合化の際は、集会所の利用率向上、さらには、地域コミュニティ活性化も視野に配置計画を検討すべきこと」、「区民説明会等を利用して、計画の区民への説明を慎重に行うべきこと」、「各部署が長期的な視点に立ち、さまざまなアイデアを出し合って、計画を検討すべきこと」、「施設総量抑制による削減効果額を可能な限り具体的に示し、政策アドバイザーの意見や他の自治体の例も参考にしながら計画を策定すべきこと」及び「PFI、PPPについては、活用する上での課題を整理しながら、検討を行うべきこと」など、活発な質疑や提案がなされました。  次に、「公共施設等調査特別委員会報告書(骨子)について」を議題とし、正副委員長で起草した案をもとに検討を行いました。  委員より、「美術館の指定管理者導入については、慎重に検討すべき」との意見が出されました。  今回、審議いたしました報告書の骨子をもとに、各委員から出されました意見を踏まえて、「公共施設等マネジメントについて」、「廃止施設等の有効活用について」及び「指定管理者制度のあり方について」提言が行えるよう、次回の委員会において、報告書を作成いたしたいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(茂野善之議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ────────────────────────────────────── △防災・減災対策調査特別委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第46を議題といたします。  防災・減災対策調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  防災・減災対策調査特別委員長 竹内 愛議員。 ◎竹内愛 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 竹内 愛議員。      〔竹内 愛議員登壇〕(拍手する人あり) ◎竹内愛 議員  ただいまから、12月9日に開会いたしました防災・減災対策調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  当日は、調査活動の参考に資するために、国土交通省荒川下流河川事務所に赴き、荒川下流河川における災害対策の取り組みについて視察を行いました。  委員より、「水位の基準点について」や「決壊に対するスーパー堤防以外の強化対策について」及び「堤防決壊時の被害予想について」など、活発な質疑が行われました。  視察後の委員会では、初めに、「避難行動要支援者名簿の策定状況について」を議題とし、理事者から報告を受けました。  委員より、「名簿の紛失事故を防ぐための管理方法や定期的な点検を実施すべきこと」や「本人同意確認通知が返送されなかった方への対応について」及び「名簿の更新の必要性について」など、活発な質疑や提案がなされました。  次に、「防災・減災対策調査特別委員会報告書(骨子)について」を議題とし、正副委員長で起草した骨子案をもとに検討を行いました。  委員より、「水害対策の具体例を記載すべきこと」や「防災行政無線の訓練を日頃からすべきこと」など、さまざまな意見や提案がなされました。  各委員から出されました意見を踏まえ、災害対策について提言が行えるよう、次回委員会において、報告書を作成いたしたいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(茂野善之議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ────────────────────────────────────── △まちづくり調査特別委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第47を議題といたします。  まちづくり調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  まちづくり調査特別委員長 佐藤康夫議員。 ◎佐藤康夫 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 佐藤康夫議員。
         〔佐藤康夫議員登壇〕(拍手する人あり) ◎佐藤康夫 議員  ただいまから、12月10日に開会いたしました、まちづくり調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  当日は、初めに、「板橋駅西口周辺地区まちづくりプラン(原案)パブリックコメントの実施について」を議題とし、理事者から報告を受けました。  委員より、「地域住民への周知方法について、パブリックコメントや住民説明会以外の方法を検討すべきであること」や「板橋駅前の板橋区用地とJR用地の一体開発へ向けた、協議の進捗状況について」など、活発な質疑、提案が行われました。  次に、「高島平地域グランドデザイン検討状況の中間報告について」を議題とし、理事者より報告を受けました。  委員より、「関係機関との連携体制について」や「グランドデザイン策定までのスケジュールについて」及び「計画の内容について、地域住民への丁寧な説明が必要であること」など、活発な質疑、提案がなされました。  次に、「まちづくり調査特別委員会報告書(骨子)について」を議題としました。  今回、正副委員長で起草した案をもとに、各委員から出されました意見を踏まえ、まちづくりについて提言が行えるよう、次回委員会において報告書を作成いたしたいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(茂野善之議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ────────────────────────────────────── △議会改革調査特別委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第48を議題といたします。  議会改革調査特別委員長から、調査事件に対する調査の経過について報告があります。  議会改革調査特別委員長 山田貴之議員。 ◎山田貴之 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 山田貴之議員。      〔山田貴之議員登壇〕(拍手する人あり) ◎山田貴之 議員  ただいまから、12月10日に開会いたしました議会改革調査特別委員会における調査の概要につきまして、ご報告申し上げます。  当日は、「議会改革調査特別委員会報告書(骨子)について」を議題とし、正副委員長で起草した骨子案をもとに検討を行いました。  初めに、「ホームページ上での予特・決特総括質問で議員が使用したパワーポイント資料の公開」については、委員より、「図書館等に送付し、公開しているため、ホームページ上でも公開するべきである」との意見も出されましたが、「ホームページ上での公開に関するルールづくりや技術的な課題の検討も必要である」ことから、「将来的課題として認識し、現状維持とすべきもの」と決定いたしました。  次に、「緊急時における議会のあり方検討」については、委員より、「ルールづくりの必要性について」や「策定時期の目安について」及び「今後の方向性について」など、さまざまな意見、提案がなされ、本委員会において、「改選後の議会にて部会等を設け、緊急時における議会のあり方に関するルールづくりを早急に実施すべきであること」を確認いたしました。  今回審議をいたしました報告書の骨子をもとに、各委員から出されました意見を踏まえ、「区民に身近な議会の実現及び議会機能の充実について」提言が行えるよう、次回委員会において報告書を作成いたしたいと存じます。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。 ○議長(茂野善之議員) ただいまの報告は、ご了承願います。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第49 議案第89号 平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号) ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第49を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第89号 平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号) 〔参 照〕(議案の部)  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(茂野善之議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  副区長。 ◎副区長(安井賢光君) 議長、副区長。 ○議長(茂野善之議員) 副区長。      〔副区長(安井賢光君)登壇〕(拍手する人あり) ◎副区長(安井賢光君) ただいま上程にあいなりました、議案第89号「平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)」について、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正予算は、高島平健康福祉センターの耐震診断結果が、安全基準値を大きく下回ったことから、早急に仮移転施設を整備するための経費を追加するとともに、工事期間が次年度にまで及ぶことにより、債務負担行為を新たに設定するものでございます。  補正の規模は、歳入歳出それぞれ7,100万円を増額し、補正後の額は1,976億800万円とあいなるものでございます。  よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(茂野善之議員) 以上をもって提案理由の説明を終わります。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △議案の委員会付託 ○議長(茂野善之議員) ただいま議題となっております日程第49については、お手元に配付してあります議案付託事項表のとおり、所管の常任委員会に審査を付託いたします。  〔参 照〕                議 案 付 託 事 項 表                         平成26年第4回板橋区議会定例会 ┌─────┬──────┬──────────────────────────┐ │付託委員会│ 議案番号 │        件        名        │ ├─────┼──────┼──────────────────────────┤ │企画総務 │議案第89号│平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号) │ │委員会  │      │                          │ └─────┴──────┴──────────────────────────┘  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △休憩の宣告 ○議長(茂野善之議員) この際、議事運営の都合により、暫時休憩いたします。  なお、午後1時から企画総務委員会が開会されますので、関係の方は第2委員会室にご参集願います。  また、再開時刻は、追ってお知らせいたします。 午前11時38分休憩  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 午後2時58分再開    出席議員     45名         1番  山 田 貴 之議員     2番  田中しゅんすけ議員         3番  田 中やすのり議員     6番  井 上 温 子議員         8番  荒 川 な お議員     9番  いわい 桐 子議員        10番  安 井 一 郎議員    11番  坂 本あずまお議員        12番  いしだ 圭一郎議員    13番  し ば 佳代子議員        16番  竹 内   愛議員    17番  松 崎 いたる議員        18番  元 山 芳 行議員    19番  大 野はるひこ議員        20番  田 中 いさお議員    21番  かいべ とも子議員        22番  中 妻じょうた議員    23番  五十嵐 やす子議員        24番  小 林 おとみ議員    25番  熊 倉 ふみ子議員        26番  杉 田 ひろし議員    27番  茂 野 善 之議員        28番  なんば 英 一議員    29番  大 田 ひろし議員        31番  長 瀬 達 也議員    32番  かなざき文 子議員        33番  大 田 伸 一議員    34番  石 井   勉議員        35番  川 口 雅 敏議員    36番  小 林 公 彦議員        37番  中 野くにひこ議員    38番  佐 藤としのぶ議員        39番  松 島 道 昌議員    43番  菊 田 順 一議員        44番  桜 井きよのり議員    45番  松 岡しげゆき議員        46番  はぎわら洋 一議員    47番  おなだか  勝議員        48番  高 橋 正 憲議員    51番  佐々木としたか議員        52番  天 野   久議員    53番  稲 永 壽 廣議員        54番  佐 藤 康 夫議員    55番  すえよし不二夫議員        56番  橋 本 祐 幸議員    欠席議員 なし 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名   区議会事務局長  鍵 屋   一君    区議会事務局次長 田 中 光 輝君   〃  議事係長  佐 藤 隆 行君    〃  調査係長  長谷川 吉 信君   〃  書記    田 澤   亮君    〃  書記    大和久 智 弘君   〃  書記    窪 田 貴 光君    〃  書記    柴   圭 太君   〃  書記    青 木 愛 美君    〃  書記    畠 中   瞬君   〃  書記    忠 見 健太郎君    〃  書記    松 永 直 也君   〃  書記    出 口 はるみ君 地方自治法第121条の規定による説明のための出席者   区長       坂 本   健君    副区長      安 井 賢 光君   教育長      橋 本 正 彦君    教育委員長    別 府 明 雄君
      常勤監査委員   菊 地 裕 之君    政策経営部長   渡 邊   茂君   施設管理担当部長 淺 井   浩君    総務部長     太野垣 孝 範君   危機管理室長   白 石   淳君    区民文化部長   藤 田 雅 史君   産業経済部長   藤 田 浩二郎君    健康生きがい部長 細 井 榮 一君   保健所長     辻   佳 織君    福祉部長     中 村 一 芳君   子ども家庭部長  大 迫 俊 一君    資源環境部長   山 崎 智 通君   都市整備部長   老 月 勝 弘君    土木部長     谷 津 浩 史君   会計管理者    湯 本   隆君    教育委員会事務局次長                                 寺 西 幸 雄君   政策企画課長   有 馬   潤君    財政課長     林   栄 喜君   総務課長     菅 野 祐 二君 △再開の宣告 ◎事務局長(鍵屋一君) ただいまの出席議員数は45名でございます。 ○議長(茂野善之議員) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程の追加と決定 ○議長(茂野善之議員) この際、日程の追加について、お諮りいたします。  企画総務委員長から、議案第89号に対する審査報告書が提出されましたので、これを本日の日程に加え、追加日程第1とし、さらに日程の順序を変更して、これを先議いたしたいと存じますが、これにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第89号を本日の日程に加え、追加日程第1とし、さらに日程の順序を変更して、議題とすることに決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △追加日程第1 議案第89号 平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号) △企画総務委員会報告 ○議長(茂野善之議員) これより、追加日程第1を議題といたします。  企画総務委員長から提出された議案第89号に対する審査報告書は、朗読を省略し、委員長から審査の結果について報告があります。  企画総務委員長 大野はるひこ議員。 ◎大野はるひこ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 大野はるひこ議員。   〔参 照〕            企 画 総 務 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件は、審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第72条の規定により報告します。                      記 ┌──────┬──────────────────────────┬─────┐ │事件の番号 │        件        名        │議決の結果│ ├──────┼──────────────────────────┼─────┤ │議案第89号│平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号) │原案可決 │ └──────┴──────────────────────────┴─────┘   平成26年12月15日                          企画総務委員長  大 野はるひこ  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────      〔大野はるひこ議員登壇〕 ◎大野はるひこ 議員  ただいまから、本会議休憩中に開会されました、企画総務委員会における審査結果について、ご報告申し上げます。  議案第89号「平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)」につきましては、上程の時期や契約手法、他の計画との整合性などについて、検討が十分になされたか疑問ではあるが、事業の継続性を鑑みると、今回の補正予算についてはやむを得ないとの意見があり、表決を行ったところ、全員異議なく、全会一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △企画総務委員会報告に対する採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたら、ご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  企画総務委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決するよう動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、企画総務委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第89号の採決 ○議長(茂野善之議員) これより表決を行います。  お諮りいたします。  議案第89号「平成26年度東京都板橋区一般会計補正予算(第4号)」については、委員会報告のとおり決定することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第89号については、委員会報告のとおり、原案可決と決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第50 議案第90号 東京都板橋区議会基本条例 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第50を議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第90号 東京都板橋区議会基本条例 ○議長(茂野善之議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(茂野善之議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  元山芳行議員。 ◎元山芳行 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 元山芳行議員。      〔元山芳行議員登壇〕(拍手する人あり) ◎元山芳行 議員  ただいま上程されました、議案第90号「東京都板橋区議会基本条例」につきまして、提案者である議会基本条例作業部会員を代表して、部会長の私より提案理由の説明を申し上げます。  本案は、区民の負託に的確に応える議会の実現を図り、もって区民福祉の増進に寄与するため、議会及び議員の活動原則並びに議長の責務、区民と議会との関係、区長等と議会との関係、その他議会に関する基本的事項を定めた議会基本条例の制定を提案するものであります。  板橋区議会における議会改革の本格的な第一歩は、平成22年から1年をかけて活動してきました議会改革勉強会でありました。この勉強会を通じて深められた議会のあり方に関する認識は、翌平成23年に設置した議会改革調査特別委員会に引き継がれ、「区民に開かれた、区民参加の議会」、「徹底した情報公開」、「二元代表制のもとでの監視機能の強化」、「合議体としての政策立案の強化」の4点が、議会改革の方向性として議会改革調査特別委員会報告書に示されました。  このような中、平成25年10月に、超党派の議員10名で構成される議会基本条例作業部会が発足し、以降、計21回にわたり議会基本条例策定のための議論を重ねてまいりました。  議論を重ねる中で、検討項目によっては意見が割れ、激しい議論が交わされることも少なくありませんでした。しかし、互いに歩み寄れる部分は歩み寄るなど、現実的な着地点を探って、合意形成を図りながら素案を固めてまいりました。  その後、9月には全員協議会を開催し、各作業部会員が全議員を前に素案の説明を行いましたが、この全員協議会では、出席議員からの質疑に作業部会の議員が答弁するという場面も見られるなど、新たな板橋区議会の到来を感じさせるものでありました。  このほか、平成23年からの現任期において、板橋区議会は東京23区で初となる議会報告会の開催、予算・決算総括質問のネット中継等の新たな試みに果敢に取り組んでまいりました。  そのような意味では、今回の議会基本条例は、前任期から現任期まで、長期にわたり取り組んできた議会改革の集大成であるとも言えます。しかし、議会基本条例の制定は、目的ではなく、あくまで板橋区議会が区民の幸せと繁栄を不断に追求していくための手段であります。私は、この議会基本条例が議会改革の取り組みを引き続き継続していくための足がかりとなることを願ってやみません。  議員各位におかれましては、以上の提案趣旨をご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第90号に対する採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたらご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  議案第90号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、ただちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第90号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ──────────────────────────────────────
    △議案第90号の採決 ○議長(茂野善之議員) これより、表決を行います。  お諮りいたします。  議案第90号「東京都板橋区議会基本条例」を原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第90号は原案のとおり可決確定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △日程第51 議案第91号 東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 △日程第52 議案第92号 東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する規則 △日程第53 議案第93号 東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第51から第53までを一括して議題といたします。      〔事務局長朗読〕  議案第91号 東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例  議案第92号 東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する規則  議案第93号 東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する条例 ○議長(茂野善之議員) 案文については、お手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。  ────────────────────────────────────── △提案理由の説明 ○議長(茂野善之議員) 本案に関し、提案理由の説明を求めます。  松岡しげゆき議員。 ◎松岡しげゆき 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 松岡しげゆき議員。      〔松岡しげゆき議員登壇〕(拍手する人あり) ◎松岡しげゆき 議員  ただいま上程されました、議案第91号「東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」、議案第92号「東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する規則」及び議案第93号「東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する条例」につきまして、提案者を代表し、一括して提案理由の説明を申し上げます。  初めに、議案第91号「東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」は、平成27年1月1日より支給する費用弁償額を、4,000円から3,000円に引き下げるほか、東京都板橋区議会基本条例の制定に伴い、議会活動の長期休止に対する減額規定を設けるものであります。  続きまして、議案第92号「東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する規則」は、東京都板橋区議会基本条例制定に伴い、議会活動の休止及び再開の届出に関する規定を設けるものでございます。  続きまして、議案第93号「東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する条例」は、東京都板橋区議会基本条例の制定に伴い、所要の規定整備をするものでございます。  以上につきまして、議員各位におかれましては、提案趣旨をご理解いただき、ご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。  ────────────────────────────────────── △議案第91号、第92号、第93号に対する採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  本案について質疑がありましたらご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  議案第91号、第92号及び第93号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、ただちに表決するよう、動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第91号、第92号及び第93号に対する質疑、討論並びに委員会付託を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議案第91号、第92号、第93号の採決 ○議長(茂野善之議員) これより、表決を行います。  お諮りいたします。  議案第91号「東京都板橋区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」を原案のとおり可決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第91号は、原案のとおり可決確定いたしました。  次にお諮りいたします。  議案第92号「東京都板橋区議会会議規則の一部を改正する規則」を原案のとおり可決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第92号は、原案のとおり可決確定いたしました。  次にお諮りいたします。  議案第93号「東京都板橋区議会委員会条例の一部を改正する条例」を原案のとおり可決することに、ご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議案第93号は、原案のとおり可決確定いたしました。  ────────────────────────────────────── △議会運営委員会報告 ○議長(茂野善之議員) 次に、日程第54から第62までを一括して議題といたします。  議会運営委員長から提出された、陳情8件及び調査事件に対する継続審査申出書等は、朗読を省略し、委員長から審査の結果と調査の経過について報告があります。  議会運営委員長 杉田ひろし議員。 ◎杉田ひろし 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 杉田ひろし議員。  〔参 照〕            閉 会 中 継 続 審 査 申 出 書  本委員会は、審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。                      記 ┌───────┬────────────────────────────────┐ │ 事件の番号 │          件          名          │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │陳情第 18号│板橋区議会議員の定数削減を求める陳情       (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第 93号│陳情書のコピーとインターネット公開を求める陳情  (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第105号│板橋区議会定例会開催日時・場所に関する陳情    (継続審査分)│ │       │第1項 土日、平日夜間開催の件                 │ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第121号│区議会本会議場及び区内施設要所に国旗・区旗の掲揚を求める陳情  │ │       │(本会議場掲揚の件)               (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第129号│板橋区議会議員の費用弁償(一律4,000円)の廃止を求める陳情  │ │       │                         (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第130号│板橋区議会議員の政務活動費の収支報告書に加え、「会計帳簿」および│ │       │「領収書その他の証拠書類」を板橋区のホームページで公開することを│ │       │求める陳情                    (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第131号│板橋区議会の本会議場および委員会室に関する陳情  (継続審査分)│ ├───────┼────────────────────────────────┤ │〃 第135号│議員活動報告・区民意見聴取会の開催を求める陳情         │ └───────┴────────────────────────────────┘  理 由  今会期中に審査を終了することが困難であるため。   平成26年12月8日                          議会運営委員長  杉 田 ひろし  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 書  本委員会は、調査中の事件について、下記により閉会中もなお継続調査を要するものと決定したので、会議規則第70条の規定により申し出ます。
                         記 1 事 件  本会議等の運営方法の検討について 2 理 由  今会期中に調査を結了することが困難であるため。   平成26年12月12日                          議会運営委員長  杉 田 ひろし  議 長  茂 野 善 之  様  ──────────────────────────────────────      〔杉田ひろし議員登壇〕(拍手する人あり) ◎杉田ひろし 議員  ただいまから、11月19日、27日、12月8日及び12日に開会されました議会運営委員会における審査概要につきまして、ご報告いたします。  初めに、今定例会中の議会運営委員会で議論いたしました議会基本条例に関する諮問事項について報告いたします。  「議会基本条例の理念を共有する機会」につきましては、理念を共有する時期や方法について、「議会運営委員会における議会基本条例検証作業」につきましては、条例の検証を行う時期や具体的な検証方法について、それぞれ議論の上、いずれも全会一致をもちまして決定いたしました。  次に、陳情第18号「板橋区議会議員の定数削減を求める陳情」及び陳情第93号「陳情書のコピーとインターネット公開を求める陳情」につきましては、採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第105号「板橋区議会定例会開催日時・場所に関する陳情」第1項「土日、平日夜間開催の件」につきましては、不採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、一括して審査いたしました陳情第121号「区議会本会議場及び区内施設要所に国旗・区旗の掲揚を求める陳情(本会議場掲揚の件)」並びに陳情第131号「板橋区議会の本会議場および委員会室に関する陳情」につきましては、採択・不採択との意見も出されましたが、大方の委員から、なお継続して審査すべきとの発言があり、賛成多数をもちまして、継続審査と決定いたしました。  次に、陳情第129号「板橋区議会議員の費用弁償(一律4,000円)の廃止を求める陳情」、陳情第130号「板橋区議会議員の政務活動費の収支報告書に加え、『会計帳簿』及び『領収書その他証拠書類』を板橋区のホームページで公開することを求める陳情」及び陳情第135号「議員活動報告・区民意見聴取会の開催を求める陳情」につきましては、全員異議なく、全会一致をもちまして、継続審査と決定いたしました。  最後に、調査事件につきましては、全会一致をもちまして、別途議長あて、継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  以上をもちまして、本委員会の報告を終わります。  ────────────────────────────────────── △議会運営委員会報告に対する採決の動議 ○議長(茂野善之議員) これより質疑に入ります。  ただいまの報告に質疑がありましたらご発言願います。 ◆田中しゅんすけ 議員  議長。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員。 ◆田中しゅんすけ 議員  議会運営委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決するよう動議を提出いたします。 ○議長(茂野善之議員) 田中しゅんすけ議員の動議のとおり決することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、議会運営委員会報告に対する質疑、討論を省略し、ただちに表決を行うことに決定いたしました。  ────────────────────────────────────── △陳情第18号、第93号、第105号第1項、第121号、第129号、第130号、第131号、第135号及び調査事件の採決 ○議長(茂野善之議員) お諮りいたします。  委員会からの申し出のとおり、陳情第18号、第93号、第105号第1項、第121号、第129号、第130号、第131号及び第135号を継続審査とし、あわせて調査事件を継続調査に付することにご異議ございませんか。      〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(茂野善之議員) ご異議がないものと認めます。  よって、陳情第18号ほか7件を継続審査とし、調査事件を継続調査に付することに決定いたしました。  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ △閉会の宣告 ○議長(茂野善之議員) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもちまして、平成26年第4回東京都板橋区議会定例会を閉会いたします。 午後3時19分閉会  ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   以上相違なきを認めここに署名する          会 議 録 署 名 議 員               議 長  茂 野 善 之               26番  杉 田 ひろし               38番  佐 藤としのぶ...